2012年5月10日木曜日

食品安全情報blog


[KFDA]国内流通農産物、残留農薬安全!食品医薬品安全庁、2011年に流通農産物残留農薬実態調査結果発表 

2012-02-08

食品医薬品安全庁食品医薬品安全評価院は去年国内流通農産物 17品目 345件を収去して残留農薬実態を調査した結果、99.7%が基準を守っていて安全であったと発表した。

この調査は 2011年に全国デパート及び大型マートなど 40ヶ所で販売されている韓国国民が多く食べる代表的農産物 17品目 345件を収去して残留農薬 236種を分析した。調査の結果にんじん 1件で残留農薬許容基準超過 (MRL0.2mg/kg のものが0.3mg/kg 検出)があり該当製品は回収•廃棄措置された.

※ 収去対象農産物 17品目 : 穀類1品目(米), 野菜類10品目(白菜, にんじんなど), 果物類3品目(ウリ、梨, いちご), 豆類1品目(大豆)、いも類1品目(じゃがいも) 及びきのこ類 1品目(ひらたけ)で国民健康栄養調査をもとに摂取量や摂取頻度が高い食品を選定した。また微量の残留農薬の影響を確認するため基準以下に検出された農薬 39種に対して安全性評価を行った結果、実際の消費者曝露量は一日許容摂取量(ADI) の0.0001~0.7%と非常に安全であることが確認された。

[KFDA]食生活の変化で加工食品の輸入は増えて農林水産物は減る

輸入食品課 2012.02.10

食品医薬品安全庁は 2001~2011年の輸入食品状況を分析した結果、食生活の変化で輸入食品パターンも変わっていると発表した。

2011年の輸入食品規模は 132億ドルで 2001年(42.8億ドル)に比べて 208% 以上、年 20% の増加だった。一方輸入食品物量は 2001年 1,052万トンから 2011年 1,346万トンで 28% 、年平均 2% 増加だった。これは輸入食品の中でも相対的に価格が高い加工食品の比重が増えて農産物の比重が減ったためである。

食品医薬品安全庁は「過去10年間で外食が増えてファストフード需要が増加するなどの食生活変化で加工食品の輸入が増えている」と説明した。輸入食品のうち加工食品が占める比重(重量基準)は 2001年27.1%で 2011年は36.6%と高くなった一方農産物の占める比重は 2001年 70.2%から 2011年は59.6%と低下した。 また加工食品輸入物量は 2011年  493万トンで 2001 (285万トン) より 73% 増加したが農産物は 2011年801万トンで 2001年(738万トン) から8.5% 増にとどまった。韓国が 2001~2011年に食品を輸入する主要国々はアメリカ、中国、オーストラリアと大きな変化はなかったが、徐々に中国から輸入する食品が増えてアメリカからの輸入は相対的に減っている。輸入食品のうち中国から輸入する食品比重は 2001年8.8%(93万トン)が2011年18.6%(250万トン)に増加し、アメリカの場合 2001年36.6%(385万トン)から 2011年 27.1%(364万トン)に減少した。 輸入食品規模(金額基準)でも中国は 2001年5.1億ドルから 2011年26.8億ドルと 423% 急増した一方アメリカは 2001年 12.9億ドルから 2011年27.3億ドルと 111% 増だった。

(キムチを中国から輸入するようになったことが象徴的なのでは)

[KFDA]昔は高価な食べ物を売る「専門店」別にあったねえ

食品安全政策課 2012.01.26

食品衛生法制定 50周年による食品安全変遷史紹介 -

食品医薬品安全庁は「食品衛生法」制定 50周年を迎えて半世紀を回顧し食品安全変遷史を紹介する。

食品衛生法は 1900年代からさまざまな規則などで存在した食品関連衛生法規群を統合して1962年1月 20日制定された。当時はひもじさを解決することができなかった '春の端境期' 時代だったのにもかかわらず食品の基準・規格、有害食品販売禁止など今日の「食品衛生法」の根幹になる主要内容が既に含まれていたという点は注目するに値する。おもちゃに有害色素を使うことができないようにする規定も含んでいて諸外国の食糧援助に寄り掛かっていた時代にも子供の安全を重要視していたことをうかがうことができる。

□ 食糧自給が切実だった 1970年代は「粉を食べよう汎国民運動」が展開され'76年に「米ない日を守ろう」条項が新設された。当時飲食店では午前 11時から午後 5時まで週 5回以上米飯を売ることができず、雑穀を20〜30% 以上交ぜなければならなかった。その後政府の積極的な努力で食糧自給が可能になり、このような政策は時代の裏街道に消えた。

'75年には高価な専門食べ物だけ売る「専門飲食店」という業種が新設されて'85年に大衆飲食店に統合された。「専門飲食店」は多くがホテルなどで韓定食、ロースト焼き物などを売った店で一般庶民が食べる物と差別化して管理された。


卵巣嚢腫、鎮痛剤

※ 当時大衆飲食店のジャージャーメンが最高 350ウォン、専門飲食店韓定食 : 最高 2,500ウォンだった。 また, 経済成長とともに食品業界の新製品発売が盛んになり'70年〈政府が安全と品質を保証する 'SF(Superior Food) 食品' 認証制度が導入されたが実効性がなくて1980年には廃止された。

'86年 アジア大会, '88年 ソウルオリンピックなど国際行事を開催しながら韓国の食品安全水準が目立って高くなった。

'87年には飲食店で客が料理場の衛生状態を確認することができるような構造に施設基準が強化され、スプーンや箸などを消毒して衛生的に使うようにするなど営業者遵守事項が新設された。食品製造業の施設基準と罰則が強化されて, 健康補助食品の嚆矢となる「栄養食品製造業」が登場して食品に栄養成分を調節して作った嬰・乳児及び病弱者用食品を生産するようになったのもこの時期である。

1990年には遺伝子組換え食品が登場し、多様な健康機能食品が開発されるようになったため安全性と機能性を評価する制度が導入された。

'95年〈より安全な食品製造基盤を構築しようと HACCP(危害要素重点管理基準) 制度を取り入れるための法的根拠が用意された。また食品衛生法制定以後ずっと遊興従事者に管理されていた歌手、楽士、 舞踊家が '99年になってからその対象から除かれた

'98年〈食品安全専門機関である食品医薬品安全庁が 776人の人員で出帆し食品安全行政の専門性を進めるきっかけになった.

2000年食品の安全性に対する国民の関心が高くなり食品安全政策が営業者から消費者主導に転換された。消費者の知る権利を強化するために栄養表示制度、危害食品公表及び回収制度が導入され、市民食品監視制度、消費者食品衛生監視員制度など多様な消費者参加政策が用意された

'09年〈不正・不良食品の製造・加工・輸入または販売等で不当に経済的利得を得た営業者の利得金を課徴金に還元する「不当利得還収制」が導入された

2010年食品の安全性を強化するため食品製造加工業社の新規営業要件が申告制から登録制に転換され、国内・外危害憂慮食品に対しては該当の営業者が食品衛生検査機関で安全性に対する検査をあらかじめ実施するようにする「検査命令制」が導入された。

食品医薬品安全庁は '62. 1. 20日 47条文から始まった食品衛生法が国民の食品安全に対する欲求を満たそうと質的・量的改編を行い現在の 102条文まで発展したこと、国民皆がいつでもどこでも安心して食品を選択して消費できるように最善をつくすと述べた。

[EU]RASFF Week 5-2012

警報通知

スペイン産オリーブペースト入りガラス瓶の蓋からのエポキシ化大豆油の溶出(304 mg/kg)、ノルウェー産食品サプリメントのタダラフィル、オーストラリア産モモのフェンチオン(1.71; 1.64 mg/kg)、ポーランド産豚脂の鉛(0.257 mg/kg)など

注意喚起情報

米国産冷凍エイの総揮発性塩基性窒素(3111 mg/kg)、南アフリカ産種なしブドウのエテホン(1.633 mg/kg)、香港産台所用品からの一級芳香族アミンの溶出(0.13; 0.44; 0.15; 0.47; 0.74; 0.69 – 0.170 mg/kg)、レバノン産キュウリのオキサミル(0.083 mg/kg)、台湾産ナイフからのクロムの溶出(2.4 mg/L)、米国産グリーンコーヒーのシブトラミン、ヨルダン産生鮮キュウリのプロシミドン(0.664; 0.628 mg/kg)、カナダ産マメのグリホサート(10.5 mg/kg)、インド産塩水漬けマグロぶつ切りパウチのヒスタミン(418; 376 mg/kg)、トルコ産ゴマペースト入り瓶の蓋からの可塑剤の溶出(337 mg/kg)など

フォローアップ用情報

スペイン産オリーブペースト入り瓶の蓋からのエポキシ化大豆油の溶出(290 mg/kg)など

通関拒否通知


migrane頭痛の治療法

インド産オクラのモノクロトホス(0.22; 0.1 mg/kg)とアセタミプリド(0.05; 0.05 mg/kg)、インド産オクラのメソミル(0.08 mg/kg)、トルコ産レモンのタウフルバリネート(0.35 mg/kg)、ドミニカ産トウガラシのペルメトリン(0.26 mg/kg)、トルコ産チルド生鮮ペッパーのホルメタネート(0.18 mg/kg)、トルコ産生鮮ペッパーのプロシミドン(0.074 mg/kg)、エジプト産イチゴのプロパルギット(0.019 mg/kg)、中国産バスケットつきフライパンからのマンガンの溶出(2.05 mg/kg)、ドミニカ産ペッパーのエンドスルファン(0.32 mg/kg)とメソミル(0.34 mg/kg)、インド産オクラのモノクロトホス(0.11 mg/kg)とトリアゾホス(0.07 mg/kg)とジメトエート(0.05 mg/kg)、インド産オクラのモノクロトホス(0.02 mg/kg)、 ドミニカ産トウガラシのペルメトリン(0.11 mg/kg)とファモキサドン(0.21 mg/kg)、インド産カレーの葉のエンドスルファン(0.12 mg/kg)とアセフェート(0.08 mg/kg)とプロフェノホス(0.3 mg/kg)とエチオン(1.3 mg/kg)とトリアゾホス(1.2 mg/kg)とホサロン(4.1 mg/kg)とビフェントリン(2.4 mg/kg)とプロピコナゾール(1.2 mg/kg)、インド産オクラのモノクロトホス(0.13mg/kg)とジメトエート(0.05 mg/kg)、インド産オクラのエンドスルファン(0.062 mg/kg)とモノクロトホス(0.33 mg/kg)とジエチオン(0.027 mg/kg)、インド産オクラのエンドスルファン(0.25 mg/kg)とアセタミプリド(0.37 mg/kg)、インド産カレーの葉のカルボフラン(0.071 mg/kg)とエンドスルファン(0.38 mg/kg)とメタミドホス(0.26 mg/kg)とアセフェート(5.4 mg/kg)とプロフェノホス(6.8 mg/kg)とトリアゾホス(8.2 mg/kg)とホサロン(0.61 mg/kg)とビフェントリン(1.6 mg/kg)とアセタミプリド(6.9 mg/kg)とプロパルギット(0.06 mg/kg)とジエチオン(3.6 mg/kg)、インド産カレーの葉のエンドスルファン(1.5 mg/kg)とメタミドホス(0.11 mg/kg)とアセフェート(1.5 mg/kg)とプロフェノホス(5.1 mg/kg)とホサロン(5.1 mg/kg)とビフェントリン(0.88 mg/kg)とトリアジメホン(5.7 mg/kg)とジエチオン(4.1 mg/kg)、中国産ザボンのフェントエート(0.063 mg/kg)、インド産オクラのモノクロトホス(0.03mg/kg)とアセタミプリド(0.02 mg/kg)とジメトエート(0.04 mg/kg)、中国産緑茶のアセタミプリド(0.21 mg/kg)など

その他アフラトキシン等多数

[TGA]Export CorporationはARTGにない製品の輸入販売で310万ドルの罰金

Export Corporation penalised $3.1 million for importing and supplying products not on the ARTG

10 February 2012

2012年2月3日に裁判所がオーストラリア登録治療用製品(ARTG)に登録されていない多数の製品の輸入・販売に対してExport Corporationに310万ドルの支払いを命じた。

Export Corporation は'Nutrition Systems'という事業名で2006年から2009年の間に認められていない35の異なる製品を輸入・販売した。製品は栄養サプリメント、痩身用製品、ボディービルや筋肉増強用製品、ビタミン剤などである。多くの製品に処方薬の成分や表示されていない成分が混入していた。

[ESFA]EFSAの理由つき意見書:ラディッシュ、タマネギ、ケール、ジャガイモのフルオピコリドの既存MRL改訂

Reasoned opinion of EFSA: Modification of the existing MRLs for fluopicolide in radishes, onions, kale and potatoes

EFSA Journal 2012;10(2):2581 [39 pp.].

10 February 2012

[ESFA]脂肪蒸留残渣の農薬リスク評価ピアレビューに関する結論

Conclusion on the peer review of the pesticide risk assessment of the active substance fat distillation residues

EFSA Journal 2012;10(2):2519 [43 pp.].

10 February 2012

データ不足が指摘されている

[ESFA]植物油/シトロネラ油の農薬リスク評価ピアレビューに関する結論

Conclusion on the peer review of the pesticide risk assessment of the active substance plant oils/citronella oil

EFSA Journal 2012;10(2):2518 [42 pp.].

10 February 2012

データ不足が指摘されている

[ESFA]ケイ酸アルミニウムの農薬リスク評価ピアレビューに関する結論

Conclusion on the peer review of the pesticide risk assessment of the active substance aluminium silicate

EFSA Journal 2012;10(2):2517 [37 pp.].

10 February 2012

データ不足が指摘されている


バンプやあざクリーム

[ESFA]香料グループ評価87改訂1 (FGE.87 Rev1) EFSAがFGE.47で評価した二環式二級アルコール、ケトン及び関連エステルと構造的に関連する、JECFA(63回会合)で評価 された二環式二級アルコール、ケトン及び関連エステル

Scientific Opinion on Flavouring Group Evaluation 87 Revision 1 (FGE.87Rev1): Consideration of bicyclic secondary alcohols, ketones and related esters evaluated by JECFA (63rd meeting) structurally related to bicyclic secondary alcohols, ketones and related esters evaluated by EFSA in FGE.47 (2008)

EFSA Journal 2012;10(2):2564 [31 pp.].

10 February 2012

先のバージョンに2物質追加。さらに2物質のEUでの生産量についての情報と13物質の構造異性体組成情報が加わった。

[ESFA]離乳子豚や子牛用飼料添加物としてのLactiferm® (Enterococcus faecium)に関する科学的意見

Scientific Opinion on Lactiferm® (Enterococcus faecium) as a feed additive for weaned piglets and calves

EFSA Journal 2012;10(2):2574 [15 pp.].

10 February 2012

既に暫定認可を得ている製品の、新しい形態での再申請。

[ESFA]農薬の土壌中環境濃度予想のためのシナリオ選択とシナリオのパラメーター化のガイダンスの背景にある科学についての意見

Scientific Opinion on the science behind the guidance for scenario selection and scenario parameterisation for predicting environmental concentrations of plant protection products in soil

EFSA Journal 2012;10(2):2562 [76 pp.].

10 February 2012

[CFIA]フェヌグリークの葉の束に毒草Senecio vulgaris(ノボロギク)が混入している可能性

Bunches of FENUGREEK LEAVES may be contaminated with the toxic weed Senecio vulgaris

February 11, 2012

CFIAとFruiticana Produce社は人々に対しある種のフェヌグリークの葉の束に毒草が混入している可能性があるため食べないように警告する。2012年2月5-11日にかけてブリティッシュコロンビアとアルバータのFruiticanaショップで販売されていたもの。

Senecio vulgarisは、十分量食べると肝障害を誘発することが知られているピロリジジンアルカロイドを含む。

[FDA]リコール

  • Regeneca社は健康リスクの可能性があるため特定ロットのRegenArouseを全国自主回収

Regeneca, Inc. Issues A Voluntary Nationwide Recall Of A Specific Lot Of RegenArouse Because Of Potential Health Risks

February 10, 2012

FDAの検査により表示されていないタダラフィルが検出されたため。

ナチュラル男性性機能増強用製品として販売されていた

  • Wholistic Herbs社は"Koff & Kold"と "Kold Sore"を健康リスクの可能性があるためリコール

Wholistic Herbs, Inc. Recalls "Koff & Kold" and "Kold Sore" Because Of Possible Health Risk

February 9, 2012

風邪や赤目用の喉や鼻や目に使うハーブスプレーで、滅菌されていないため感染のリスクがある。

(製品の写真に自然生薬という漢字が書いてある。オールナチュラル、ドラッグフリーを謳っているが生「薬」は薬ではないという認識なんだろうか)

[USDA]USDAは遺伝子組換えユーカリの環境評価に意見募集

USDA Seeks Public Comment for Environmental Assessment on Genetically Engineered Eucalyptus

Feb. 10, 2012

USDAのAPHISは遺伝子組換えユーカリハイブリッドFTE427と FTE435のコントロール下での野外放出についての環境評価案を作成した。導入された遺伝子に効果があるかどうか(耐寒性、リグニン生合成、生長調節、開花調節)を調べるためのものである。3月12日まで意見を受け付ける。

[BfR]食品添加物としてのナタマイシンの適用分野は拡大すべきではない

The area of application of Natamycin as a food additive should not be extended

10.02.2012

1月にドイツ語で発表された意見の要旨のみ英語版

ナタマイシンはチーズやソーセージなどの表面処理に認められている食品添加物(E 235)である。BfRは2003年に健康影響の観点からこの添加物を評価した。ナタマイシンはヒトの医薬品としても使用されていることから、耐性獲得の可能性のため使用拡大には反対の立場である。2009年11月にEFSAが新たな評価を発表した。BfRはEFSAとの意見の違いを検討した。


EFSAはナタマイシンの耐性リスクは無視できるとしているが、その見解は食品添加物として規制された使用条件でのものである。BfRは2003年の時点で患者の治療へのナタマイシンの使用が耐性につながる可能性について気がついている。BfRは食品添加物として制限下で使用することに反対はしていない。しかし他の食品に適用を拡大することには反対する。

[EPA]EPAはテトラクロロエチレン(Perc)の最終健康評価発表/公衆衛生は保護されている

EPA Releases Final Health Assessment for Tetrachloroethylene (Perc) / Public health protections remain in place

02/10/2012

EPAはテトラクロロエチレンの最終健康評価をIRISデータベースに掲載した。最終評価では"おそらくヒト発がん物質likely human carcinogen"と分類した。

EPAはドライクリーニングされた衣服を着ることが懸念すべきリスクになるとは考えていない。EPAは既に曝露削減対策を行っている。

  • パークロロエチレン(テトラクロロエチレン)についてのファクトシート

Fact Sheet on Perchloroethylene, also known as Tetrachloroethylene

February 2012

問題になるのは職業曝露で、次にドライクリーニングの店舗が入っているビルに住んでいて長時間家にいるような人達。そのためEPAは2006年に住居用のビルでのテトラクロロエチレンの使用の段階的廃止などの規則を定めている。

Lancetエディトリアル

経済、環境、健康

Economics, the environment, and health

The Lancet, Volume 379, Issue 9815, Page 494, 11 February 2012

中国のような発展途上の国では経済開発と環境汚染は避けられないトレードオフなのか?先月20トンのカドミウムが中国南部の川に廃棄され数百万人の水源が汚染された。汚染源は地元の産業廃棄物で2社の8人の経営者が警察に拘留された。地元政府も少なくとも2週間汚染の事実が開示されなかったことについて非難され、何人かの地方公務員が解雇された。

中国においては環境汚染が主な病因や死因で、WHOによると中国では環境リスクにより毎年240万人の早期死亡がある。一方中国政府は厳しい汚染の削減目標を掲げている。

その他ニュース

  • 有害植物はスマーフ色の舌をしたトカゲを守る

ScienceNOW

ScienceShot: Toxic Greens Protect Smurf-Tongued Lizards

10 February 2012

野菜を食べるのは身体によいが、もしあなたが舌の青いトカゲなら、命を守る。

新しい研究によると有毒植物mother-of-millions(Bryophyllum種)が一部のアオジタトカゲをヒキガエルの毒から守る。植物とカエルは同じ強心配糖体ブファジエノリドを含み、トカゲはどちらも食べる。非致死量のブファジエノリドを注射するとmother-of-millionsのある場所に住んでいるトカゲの方が毒の影響が弱かった。American Naturalistに発表される。

(食べていくのは大変なんだ)


  • 栄養セラピスト達はあなたの健康でギャンブルをしている?

Are nutritional therapists gambling with your health?

Which? Feb 2012, pp 58-60

Which?の覆面調査員が栄養セラピストの助言を調べた。その結果がん治療のための手術や放射線療法をするなと言ったり何の検査もしないで副腎の病気だと「診断」したり重金属検査などの根拠のない検査を薦めたり、健康にリスクとなることがわかった。Which?の医学専門家委員会は15の相談中6件を「健康に危険な落第」と分類し、8件が「落第」で、たった1件だけがぎりぎりで合格であると判断した。

2000年にも同様の調査で同様の結果が報告されている

Food therapists 'give poor advice'

Tuesday, 11 April, 2000

トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認

トマトを食べれば痩せられる!? -京大ら、新発見の成分で肥満改善効果を実証

Potent PPARα Activator Derived from Tomato Juice, 13-oxo-9,11-Octadecadienoic Acid, Decreases Plasma and Hepatic Triglyceride in Obese Diabetic Mice

論文には脂質への影響があったとあるだけで「4週間食べさせて体重には影響なかった」と書いてあるのにいつの間にか痩せることになってる。

KK-Ay はもともと異常に太るマウスだしPPARってマウスとヒトでは結構違ったりするのでなんだかな。

The PPARα-Humanized Mouse: A Model to Investigate Species Differences in Liver Toxicity Mediated by PPARα


そもそもPlos oneだし。肝臓に脂肪が蓄積されなくなったとしても体重に変化がないということは別のところや別の形で存在するかも、ということでそっちのほうが「悪」かったらどうする?

いずれにせよ食べるのは無理な量。京大の医学部はこれを良しと思っているんだろうか。



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